美容室の店販商品コンテンツやブログはWEB集客にオススメ

ホームページ運用

ほとんどの美容室ではシャンプーやトリートメントを店販商品として取り扱っているはずです。そして、多くの美容室では複数メーカーの商品が販売されています。商品によって特徴が違うはずですが、その違いはお客様や一般消費者には分かりにくいのが現状です。なぜなら、これらのシャンプーやトリートメントは美容室専売品だからです。この『美容室専売品』という所がWEBプロモーションでも集客のチャンスになっています。

消費者から見た美容室の店販商品の特徴

①お値段(料金)が高め

これはドラッグストアなどで販売されている市販品と比べて消費者が感じられる事です。元々価格勝負の土俵にたっていないので、いかに価値を感じて頂くかが大事ですね。

②どれが自分に合うのか分からない

市販品と比べて美容室専売品のシャンプーやトリートメントは、情報量が圧倒的に少なくなります。またテレビCMで放送される事もほぼありませんので、イメージの訴求力自体も強いものではありません。

③どの美容室で何の店販商品を扱っているか分からない

いつも通っているお店なら店内のディスプレイで目にする事もありますが、知らないお店の場合、外から見るだけではほとんどのお店が分かりません。ホームページでしっかり掲載されているお店も多くないからです。

④欲しい時に気軽に買えない

美容室で店販商品を購入される方の多くは、施術をされた日に購入される事でしょう。しかし、来店日と家で使っているシャンプーがなくなるタイミングは同じではないはずです。

 

店販比率が高い美容室の特徴

①知識力がある

これは、商品知識もそうですが毛髪理論などの専門知識も含まれています。メーカーさんやディーラーのご協力で大きく左右される事でしょう。またオーナーさんの力の入れ具合でもかなり左右されていると思います。

②お客様と信頼関係がある

ヘアーの事をお任せしている美容師さんに対して「この人が言うんだったら」というやつですね。また、綺麗な髪をしている美容師さんが「私もこの洗い流さないトリートメント使っているんです」というだけで説得力を感じます。

③説明用の店内POPが充実している

サロン内で商品や専門知識の情報をお客様にすべてお伝えする事は難しいのが現状です。こういった情報をスタッフの方が直接お伝えしなくても代わりの役割を果たしてくれるのが店内POPです。

④体験・体感できる

美容室で施術されるシャンプーやトリートメントやスタイリング剤。これらの良さをお客様にどう捉えて頂くかがポイントのように思います。視覚的に分かりやすいのは、マイクロスコープなどの頭皮診断。嗅覚で感じやすいのは香りですね。施術後のスタイリングのしやすさはお客様心理に大きく影響しそうです。

 

ホームページに店販関連のコンテンツやブログが必要な理由

『美容室専売品だから』というのが大きな理由の一つです。WEBサイトやブログは、顧客やまだお店に来店されたことのない生活者がいつでも見る事のできるツールです。これを活用しない手はありません。

①商品情報が訴求できる

商品名などの情報はもちろんですが、特徴やどういった方にオススメなのかを掲載できます。特に同シリーズで髪質や悩み別に商品がラインナップされているものは打ち出しておきたいところです。

②正しい使い方をフォローできる

せっかく良い商品でもお客様が使い方を間違えていたら、良さを感じて頂けません。例えば「洗い流さないトリートメント」と一緒に検索されているワードの上位に「使い方」があるのもそういった理由でしょう。

キーワード

③ウチで売ってますよ。とアピールできる

美容室専売品の商品はドラッグストアなどで購入する事ができません。ネットでも正規ルートでは販売されていません。だからこそネットで検索されるキーワードに「地域名+商品名」があります。例えば「オージュア 大阪市」などです。消費者は何処で購入できるのか探しているのです。実際に検索で上位表示されている美容室は、『店販商品購入』という来店動機で集客しているお店もあります。

キーワード

 

④悩んでいる消費者に正しい情報をお届けできる

市販品(例えばパンテーン)は、身近な人が使っている事も多く、良いも悪いも情報が得られやすくなっています。しかし、美容室専売品で自分と同じ物を身近な人が使っているかというとそうでもありません。Yahoo知恵袋などのWEB質問サービスでもよく美容室専売品の商品のことが質問されています。

FAQ

 

⑤リアルな効果(良さ)をお伝えできる

よくテレビCMで流れているサラサラヘアーのシャンプーの映像。あれが実現すれば日本人は皆サラサラですね。(苦笑)  消費者も分かっているはずです。自分が知っている人、自分に身近な存在の人の声は真実味をおびます。商品やメニュー体験したビフォーアフターコンテンツやレビュー(口コミ)の集客力が高いのはこの為です。

 

ホームページコンテンツとブログの位置付け

最近は、ホームページ内でブログを運営する美容室が増えてきているので、そのイメージでオススメな全体像をご紹介します。

①基本的な店販商品情報を掲載したコンテンツ(ページ)をホームページ内につくる。

②その店販商品に対してのブログを書く。

  • この商品(シャンプー)の使い方。
  • 最近こんなお悩みを抱えている方にオススメです。
  • こんなお客様にご購入頂きました。
  • この商品、私も使っています。
  • 年末にキャンペーンします。対象商品はこちら。

などの切り口で展開します。

サイト構造でいうとこのような感じです。

サイト構造

 

まとめ

美容室のWEBプロモーションで『店販商品ネタ』は、集客が期待しやすいコンテンツです。ブログも活用することで、情報提供による顧客満足と合わせた相乗効果が見込めますので、計画的に更新できると良いですね。

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長沼 大樹

メディア運営・分析・LPO・WEB広告などにおいて、様々な企業のWebマーケティングをサポート。Google AdWords 認定資格保持。Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)保持。

2018年2月9日ホームページ運用

Posted by 長沼 大樹