スタッフが多い美容室がSNSプロモーションに有利な理由
SNSはそれぞれのサービスで特徴がありますが、今回は日本でもトップクラスのユーザー数を誇るFacebookのプロモーション事例をご紹介します。今回ご紹介する事例は、弊社(ケイアートファクトリー)のプロモーション事例です。同じような取組みで美容室でも結果を出しているお店もありますので、SNSの取り組みのヒントにして頂けそうです。
Facebookの機能として特徴的なのが「いいね!」「シェア」というものがありますが、この拡散力は数字にどこまで影響を及ぼすのでしょうか?
投稿する内容によって「リーチ数」「いいね!数」「コメント数」「シェア数」が当然変わります。せっかく投稿した内容がユーザーにほとんど見られなかったら、時間をかけるだけもったいないですね。
できれば「たくさんのユーザーに見てもらいたい!」という事で、リーチ数を伸ばすためにはどういった取組みができるのでしょうか。※「リーチ数」とは簡単に言うとユーザーが見た回数です。
ケイアートファクトリーのFacebookページ事例
弊社のオフィシャルFacebookページ(リンクはる)では、WEBサイトで更新した記事をFacebookページでも投稿し、リンクをはっています。リーチ数が多かった投稿と少なかった投稿を比較してみます。(2015.10.21現在)
8月6日の投稿
『被害者続出!2015年8月発表のLINE乗っ取りとiPhone7フィッシング詐欺』というタイトルのブログを投稿しました。
- いいね!数:7
- シェア数:0
- リーチ数:1355
8月19日の投稿
『ケイアートで大流行!“糖質OFFダイエット”レポート公開』というタイトルのブログを投稿しました。
- いいね!数:60
- シェア数:4
- リーチ数:6167
2つの投稿の差
- いいね!数の差53
- シェア数の差4
- リーチ数の差4812
リーチ数でいうと約4.5倍の違いがあります。同じような手間をかけてFacebookページで投稿しても見てもらえる人の数がこんなにも差がありました。4812人の差です。それぞれの投稿時の数字比較で分かるように、「いいね!数」「シェア数」が明らかに違うことが分かります。「いいね!数」「シェア数」が多いと繋がりのあるユーザーに拡散されていくからです。
拡散イメージ
■「いいね!」された時のニュースフィードイメージ
■「シェア」された時のニュースフィードイメージ
結論
という事は、たくさんの人にできるだけリーチしようと思えば「いいね!数」「シェア数」を増やせば良いわけですね。では、『「いいね!」してもらえる内容のブログを投稿しよう!』となりますが、そもそもブログ自体を認知してもらう為のFacebookページへの投稿なので、今回に関しては、ブログ内容の良し悪しについては省いて考えてみます。また、以下の要因も考えられますが本題とずれてしまいますので省いて考えてみます。
- 投稿時のコピーや画像のインパクト(魅力)で反応率が変わること
- 投稿する曜日や時間帯でリーチ数が変わること
- Facebookページ自体の元々のいいね!数でリーチ数が変わること 等
Facebookページ投稿のリーチを自力で伸ばす方法
一言で 『自分たちで「いいね!」「シェア」する』 という事です。これは当たり前のようで、徹底して実施している美容室は少ないはずです。弊社の例ではブログでしたので、毎回全スタッフが「シェア」をすると、それぞれで繋がっている「友達」から見て鬱陶しく感じられかねません。しかし、徹底する場合であれば 『「いいね!」を全員する!』 だと自然な行為なので全員で協力する事ができます。(注:弊社は徹底している訳ではありません)
また、美容室のFacebookページでは、特集コンテンツなどを投稿することがあるはです。例えば「炭酸スパはじめました!詳しくはホームページで」や「〇〇周年キャンペーン開催!詳しくはこちらへ」といった投稿です。こういった時は、全スタッフで協力して「シェア」することによりリーチ数が大きく変わってきます。スタッフ人数が多い美容室は特に活かせるスケールメリットですね。100人スタッフがいるお店で全員がシェアすると、何万人、何十万人にリーチするのでしょうか?!
まとめ
Facebookをはじめとした一般的なSNSは無料で使える有難いツールです。10年前であれば5000人に何かを伝えようと思ったら何かしらのコストがかかっていました。(それこそフライヤーを5000人に届けようと思ったら、ツール費用もかかれば配布する時間もかかりますね)
WEBプロモーションの一つであるSNSの取り組みは、全員で取り組むことによって色んな可能性を生み出します。会社としてお店としてSNSの取り組みを推奨されているサロン様にはぜひ参考にしていただければと思います。
長沼 大樹
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