美容室のSNS(ソーシャルメディア)ガイドライン文例集
私自身、ソーシャルメディアで美容室の方とたくさん繋がらせていただいています。ニュースフィードの投稿のほとんどが美容師さんや美容関係者の方です。すごく上手に情報を発信されていたり、パーソナルブランディングをされていたりと、見ていて凄いなぁと感じることがよくあります。
今の時代、美容師さんがSNSを積極的に使用することで、すごく可能性を秘めたツールにもなります。しかし、個人の判断に委ねることが多く、会社として制限をかけることが難しいのも現状です。そこで、今回はSNSの活用を推奨されているサロン様に参考にしていただける、従業員の方に向けたソーシャルメディアガイドラインの文章をまとめてみました。
【〇〇美容室 ソーシャルメディアガイドライン】
このガイドラインは〇〇美容室の従業員を対象に、ブログ・FaceBook・Twitter・Instagramなどのソーシャルメディアサービス(以下SNS)についてマナーやルールを定めたものです。〇〇美容室は、業務や個人での利用を規制せず、SNSを積極的に活用することを推奨しています。しかし、各人でのSNS使用についてはガイドラインにそった活用をしてください。
■個人情報について
お客様の個人情報(カルテ記載情報やお客様自身で公開されていない情報など)はもちろん、従業員の個人情報において、どんな場合でも公開してはいけません。
■重要情報について
会社(お店)の経営戦略や売上、開発メニュー、プロモーション情報など、会社(お店)がリリース(公開)するまでは、個人的な判断で投稿してはいけません。
■会社(お店)の不利益になる投稿はしないこと
◯◯美容室のブランドイメージを損なう恐れがある投稿や、オフィシャルサイトなどで公開されている情報を個人的な見解で非難する投稿は控えてください。
■特定の政党や選挙に関わる投稿はしないこと
各人の良識に委ねますが、政治に関する投稿、支援や極端な誹謗・中傷を含む発言を行わないようにしましょう。
■〇〇美容室に属していることを正しく伝えること
〇〇美容室関係者が個人で利用するSNSアカウントの説明(例:プ ロフィール)には、〇〇美容室に所属していることを正しく伝えるために、業務に支障がない範 囲で、公式アカウントとの連携・店舗や役職を明記する事を推奨します。ただし各人が利用するSNSのプロフィール全てに明記する必要はありません。必要に応じて判断しましょう。
■常に良識ある発言・投稿を心がける
SNSでの活動は、各人の自由です。ただし、〇〇美容室関係者であることを明記している以上、各人が発する発言や投稿は、〇〇美容室の信頼性やブランドに大きく影響していることを心がけて、常に良識ある発言・投稿を心がけましょう。
■誠実な受け答えを心掛けること
お客様とSNSでコミュニケーションをとる場合、良いことも悪いこともお客様の声を真摯に受け止め、正しい情報を投稿しましょう。
■お客様が関与する投稿(写っている画像やタグ付け)は許可を得ること
お客様とのツーショット写真や施術スタイルの投稿をするのは良いアイディアです。ただし投稿する前に必ずお客様に確認してください。
■必要に応じて個人としての投稿であることを明記すること
個人的な発言や見解・回答などについては、会社やお店としての正式な発表ではないことを明記するなど、時と場合において使い分けてください。
※上記文章においての文言や言い回しにおいて、実際に使用される場合は責任を負いかねますので、顧問弁護士さんなど相談の上ご活用ください。
まとめ
SNSを活用することでプロモーションの幅が大きく変わる時代になっています。特に美容師さんやネイリストさんは、他の業界と比較してもおしゃれな画像や投稿を上手く使われています。だからこそ、会社としても気持ちよくサポートできる体制を整えることで成果にも繋がるのかなと思います。
長沼 大樹
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