美容室のホームページで新規ユーザーに見られているページは?

ホームページ運用

美容室のホームページのアクセス解析を見ていると新規ユーザーにある傾向が見られる場合があります。

新規ユーザーとは、美容室に初めて来店される「新規客」のことではなく、初めて「ホームページにアクセスしたユーザー(セッション)」のことです。ですので、アクセス解析での「新規ユーザー」と実際の「新規客」が違うことが分かります。

しかし、今までにお店に来店されたことのあるお客様は、ホームページを見て頂いている可能性も高いので、初めてホームページにアクセスした「新規ユーザー」が、「新規客」になる可能性が出てきます。

 

アクセス解析(Googleアナリティクス)で分かる新規ユーザーとリピーターの違い

Googleアナリティクスとアクセス解析ツールでは、新規ユーザーとリピーターをセグメントして分析することが可能です。

GA

この2つの属性を分けて見た場合、どのページ見ているか?に違いが出る場合があります。それぞれのユーザーは、どのページに関心があるのでしょうか?

 

新規ユーザーが見ているページとは?

  • スタッフページ
  • メニュー(料金)ページ
  • ショップ(アクセス)ページ

これらページは、当たり前と言われれば当たり前ですが、よく見られています。どこの美容室のホームページでもある基本的な情報を確認しています。この中にあるページが割り込むことがあります。メニュー(料金)、スタッフ、ショップ(アクセス)ページは、新規ユーザーによく見られているのですが、あるページが存在する事によって、そのページがこれらのページ遷移の中に割り込む場合があります。

それが「クーポンページ」です。

クーポン

どんな動きをしているのでしょうか?

 

■トップ→メニュー(料金)→クーポン→ショップ(アクセス)

 

■トップ→クーポン→メニュー(料金)→ショップ(アクセス)

 

メニュー(料金)ページの前後にクーポンページが見られています。新規ユーザーは、初めて行くお店の判断材料が少なく、料金も分からない為、出来るだけお得にすませたいことが感じられる動きです。

という事は、

美容室の特徴やウリがホームページから新規ユーザーに伝わっていない場合があります。新規ユーザーには、『メニューと一緒に価値が訴求できるページ』を設置する事で、安さやお得さだけではない判断材料が提供できそうです。

メニューと一緒に価値が訴求できるページとは?

  • 悩みが解決できるメニューである事
  • 何故悩みが解決できるのか
  • メニューの具体的な説明
  • 体験者の声
  • +すぐに予約して頂ける動線

例えば、上記のような要素を掲載したページです。ウリにしているメニューの時には、特にこういったメニューごとの特集ページを用意して、新規ユーザーにお届けできる情報があると集客の期待が高まります。動線がポイントになりますので、ユーザーの動きに合わせたバナー設置などで誘導できると良いでしょう。

 

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長沼 大樹

メディア運営・分析・LPO・WEB広告などにおいて、様々な企業のWebマーケティングをサポート。Google AdWords 認定資格保持。Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)保持。

2018年2月9日ホームページ運用

Posted by 長沼 大樹