お悩み解決ブログの訴求力をUPさせる5つの要素とは?

ホームページ運用

美容室にご来店されるお客様は、髪型やヘアケアに対して「悩み」をもつ方がいらっしゃいます。美容師さんの技術や商品をもって、この「悩み」を解決されますが、その解決方法をブログ(コンテンツ)として発信する事は、美容院のWEBプロモーションではとても有効的です。

日頃から発信されている美容室のブログで、さらに訴求力をUPさせる為の5つの要素として、「PASONA(パソナ)の法則」というものをご紹介します。

PASONA(パソナ)の法則とは

5つの要素の頭文字をとって出来ている用語です。以前から紙媒体のプロモーションでも、DMやセールレター(マガジン等)に活用されてきました。WEBの場合は、ブログやランディングページとして効果が期待できるライティングテクニックです。

P)  Problem → 問題の明確化
A)  Agitation → 心の動揺をさそう
SO) Solution → 解決策の提示
N)  Nallow Down → 対象・期間を絞る
A)  Action → 行動を促す

PASONA(パソナ)の法則が「お悩み解決ブログ」の訴求力をUPさせる理由

WEBページにアクセスしたユーザーが、掲載情報から「悩み」を解決する為に、情報の整理が必要となります。事前に「PASONAの法則」を含めた2つのライティングテクニックを理解しておく事でイメージしやすいでしょう。

2つのライティングテクニックとは、「PASONAの法則」と「AIDAの法則」です。(この他にも「QUESTの法則」というものが有名ですが今回は省略。) ブログコンテンツの種類や切り口によって、2つの法則の特徴を活かして使い分けるのがオススメです。

どんな内容の時に使うのか?

「PASONAの法則」は、【問題の明確化(共感ポイント)→動揺→解決策→絞り込み→行動】です。読者の悩みに対して共感される内容でなければいけません。ですので、ターゲットが明確になっている必要があります。また、「課題解決」のアプローチを行いますので、マイナスのメンタル(お悩み)から訴求する事が得意な法則です。

「AIDAの法則」は、「AIDMAの法則」からMをとったものになります。(細かい説明は今回省略)

A)  Attention → 注意をひく
I )  Interest → 関心をひく
D)  Desire → 欲求させる
A)  Action → 行動を促す

「AIDMAの法則」自体が元々マスの考え方がありますので、ペルソナ程ほどの設定がなくても活用しやすい法則です。注意をひくところから興味や関心をもとに内容が展開されます。美容室の場合、トレンド(流行)や季節・イベントネタ等について発信するものが比較的、相性が良いと思います。

PASONA(パソナ)の法則の5つの要素から展開するブログ例

この「美容室なるほどブログ」の中で近いものとして「美容室の店販商品コンテンツやブログはWEB集客にオススメ」という記事を例にあげてご紹介します。(後付けで強引に選びました)  合わせてご覧頂ければ嬉しいです。

■Problem(問題の明確化)

ブログの始めの文章で「美容室の店販は、商品によって特徴が違うはずですが、その違いはお客様や一般消費者には分かりにくいのが現状」という問題提起。

■Agitation → 心の動揺をさそう

「消費者から見た美容室の店販商品の特徴」という切り口で値段の高さや、欲しい時に気軽に買えないというネガティブ要素で扇動。

■Solution → 解決策の提示

「店販比率が高い美容室の特徴」として具体例をあげて掲載。

■ Nallow Down → 対象や期間を絞る

「ホームページに店販関連コンテンツやブログが必要な理由」として手段(やり方)を絞り込み。

■Action → 行動を促す

「ホームページコンテンツとブログの位置付け」の中で展開方法の例をご紹介。

⇒参考ブログはこちら

 

まとめ

美容室では、お客様の悩みを解決できる技術やメニューがたくさん存在します。その技術やメニューをこういったコンテンツとして発信することで、悩みをもっている生活者にリーチし、来店意欲を高めてもらえるのではないでしょうか。

2018年2月9日ホームページ運用

Posted by 長沼 大樹