企業SNS(Facebookページ)の投稿回数。うっとおしく(うざく)感じるのは何回目から?

SNS, データ

SNSのフィードを見ていると、面白い投稿や興味深い投稿もあれば、どうでも良い投稿やスルーしたくなる投稿も存在します。

流れてくるものに対して、誰の投稿なのか。どんな投稿なのか。といった瞬時の判断で反応しています。逆に自分が発信した投稿も一瞬の判断でタップしてもらえたり、スルーされたりしていると思います。

「単純接触効果」を狙う

SNSは、コミュニケーションツールであり、インターネットを通じて顧客と接触できるツールです。「良いイメージの接触回数が多い」のか「良く無いイメージの接触回数が多い」のかでファンの顧客ロイヤリティが大きく変わります。

単純接触効果とは

初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。

どれぐらいの頻度が良いのか?

 企業アカウントによって投稿の頻度が違います。1日数回投稿されているアカウントもあれば、週1〜2回程度のアカウントもあります。ある程度の回数があった方が良さそう。でも投稿回数が多かったらスルーされそう。果たして、どれぐらいのペースで発信していけば良いのでしょうか?

公開されているFacebookページのデータを見てみました

データサンプル数が多く、リーチ数やエンゲージメント率といった指標がでているので大変参考になるデータでした。

「週に1回」の投稿では12.86%、「週に2~4回」の投稿では12.36%とそろって12%以上が積極的な反応をとっているものの、「1日に1回」の投稿では10.84%、「1日に2回」の投稿では8.86%、「1日に3~4回」の投稿では6.21%、「1日に5~9回」では5.89%と、投稿頻度が高くなるにつれてエンゲージメント率が低下する状況となった。

効果的なフェイスブック投稿は「週に1~4回」、高頻度ほどパフォーマンス低下に ―英・ロコワイズ調べ

メモ
「週に数回」を目安に、Facebookページのインサイトを見ながら「投稿内容」「投稿回数」のPDCAをまわしていきたいなと思います。

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Posted by 長沼 大樹