狙い目!美容室やネイルサロンのSEO対策ならトレンドキーワード
ケイアートファクトリーでは、美容業界(美容室)に特化した広告代理店ということもありファッション誌を定期購読しています。業界誌も数種類、定期購読していますので合わせると10冊以上の本が毎月届きます。その時々のトレンドや紙面の訴求方法などを皆で吸収し、エンドユーザーに響く広告作りに活かしています。
TVや雑誌の影響ってすごく大きくて、取り上げられた話題はインターネットで検索され、SNSで投稿が拡がります。この話題の中のトレンドキーワードはSEO対策のお宝なんです。
トレンドキーワードって?
雑誌の実例をふまえてお説明します。「MORE(モア)」の2015年7月号の表紙に「指先から着替えましょ!ときめき♡夏ネイルBOOK」というのが特集されていましたのでチェックしました。
この特集ページ内の『夏の4大旬カラー』を紹介しているページで登場したのは、「紙ふぶきネイル」「シロップネイル」「シュガーネイル」「アースネイル」。これです。この4つのネーミングがトレンドキーワードです。「ジェルネイル」などと違い、その時々の流行によって雑誌などのメディアで取り上げられ急増したキーワードをトレンドキーワードと言います。
トレンドキーワードが狙い目な理由
「ジェルネイル」などのように年間を通して検索ボリュームが多いキーワードがあります。こういったキーワードは、検索ボリュームが多い反面、競合性も高くSEO対策における上位表示が難しい状況にあります。しっかりと内容を作りこまなければ、上位に表示させる可能性は低くなります。
例であげた「ジェルネイル」をGoogleのキーワードプランナーで調べたところ、下記のような結果が表示されました。(月間平均検索ボリューム:90500、競合性:高)
「MORE(モア)」2015年7月号の特集ページで掲載されていた「シロップネイル」で調べてみました。グラフが高くなっているところは、2015年の4月5月6月です。月間で1万以上検索されている事が分かります。絶対数で比較すると「ジェルネイル」より劣りますが、「競合性」が低というところからも狙い目だということが分かります。(月間平均検索ボリューム:2900、競合性:低)
検索結果で比較
「ジェルネイル」で検索した場合、ヒットするページは約309万ページです。
「シロップネイル」で検索した場合、ヒットするページは約50万9000ページです。
これは、先ほどの「競合性」の高い低いの傾向であるように、「シロップネイル」のライバルになるページが少ないことが分かります。約6倍ですね。
トレンドキーワードの探し方
トレンドキーワードは一言でいうと「話題のワード」です。例にあげているような、デザイン名のトレンドキーワードは「雑誌」からピックアップするのが確実でしょう。また「TV」や「コレクションで発表」されたワードも狙い目となります。
今日から取り組めるやり方は、ターゲットとなるお客様が見ている雑誌から抽出してブログを書くことです。美容室やネイルサロンの場合、お客様用の雑誌を用意されていると思いますので、その中から自然とピックアップすると良さそうです。
ブログ公開後の例
実際にトレンドキーワードで弊社のブログを公開した結果を一部ご紹介します。ブログタイトルは下記の通りです。(ネイルの例ではありませんが…)
トレンドキーワードは「キラキラ」「メイク」となります。公開後、約1週間で40種類近くのキーワードの組合せでホームページに流入している事がアクセス解析より分かります。(下図はこのブログに流入した実際のキーワードのアクセス解析キャプチャです)
まとめ
美容室やネイルサロンなどでトレンドキーワードは、取り組みやすいSEO対策になっているます。特に「ブログをしている」「ギャラリーページを定期的に更新している」サロン様は、トレンドキーワードにおけるメニュー名(ネーミング)に注目されてはどうでしょうか?