美容室広報(WEB)担当者のGoogleトレンドの使い方
美容室の広報(WEB)担当者は、様々な媒体(メディア)を活用してエンドユーザーへ情報を届けています。自店で取り組んでいる事はもちろんですが、新メニューの告知やキャンペーンのお知らせなど。その時々のトレンドに合わせて打ち出し方を工夫されています。そこで大切になってくるのが、「どのタイミングで発信(更新)するのか?」ということです。出来ることなら、エンドユーザーが求めている時にタイミング良く情報を発信し、マッチングすることがベストですよね。
そこで、今回はエンドユーザーのインターネットでの検索動向を調べることが出来る「Googleトレンド」というツールの使い方をご紹介します。
Googleトレンドとは?
このツールはGoogleから提供されている無料のWEBサービスです。ホーム画面では、「人気の話題」である上昇ワードを教えてくれます。ネット検索でたくさん検索されているキーワードですね。テレビやニュースなどで話題になった事が上昇ワードとしてランキングされる傾向にあります。
また、調べたいキーワードに対して「検索ボリュームを時間軸で表示」させてくれます。期間や地域などを絞ることができますので、調査したいキーワードの目的によってセグメントしても良いかもしれません。(ただし、検索ボリュームが少ないもので‘絞る’と数値自体が表示されません)
Googleトレンドの使い方
Googleトレンドにアクセス
https://www.google.co.jp/trends/?hl=ja
画面上部の検索窓のところに調べたいキーワードを入力し、Enterをクリックするとページが遷移し、検索ボリュームが表示されます。
検索ボリュームが表示されました。下図は数年前に登場した「デジタルパーマ」の結果です。デジタルパーマが登場したのは、私の記憶では‘数年前’といった記憶でしたが、これを見ると2005年~2006年にかけて話題になっていたのが分かります。
では、同じように数年前に登場し話題になったメニューに「エアウェーブ」があります。このエアウェーブも調べてみましょう。下図の【+キーワードを追加】と記載されている枠に調べたいキーワードを入力すると一緒に調べることができます。
エアウェーブに関しては、登場当時はあまり目立った検索は無かったように見えます。そして、ここ2~3年の動きで、デジタルパーマとエアウェーブが似たような動きをしているように見えます。(青=デジタルパーマ、赤=エアウェーブ)
これは、スマートフォンの普及でインターネットユーザーが増えたことで母数自体が増加していることもありますので、安易に‘ニーズが増えている’という見方をすると危なそうです。
しかし、検索数の傾向を見るにはGoogleトレンドは重宝できるツールになりますので、是非ご活用ください。
長沼 大樹
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