美容室ホームページのSEO対策で流入を増やす時のKPI(重要業績評価指標)

SEO, WordPress, ホームページ運用

ホームページでコンテンツを定期的に更新していくと、様々なキーワードでサイトへの流入が確認できます。これは、コンテンツに限らずCMS(WordPressのようなサイト内でブログが出来るもの)でブログを運営している場合も同じです。

コンテンツやブログを更新してSEO対策を行うのは、ホームページへのアクセス数を増やす重要な施策です。特にブログの場合は、ロングテール戦略が効果的なのではないかと思います。

参考 『ロングテールによるアクセス数UP成功事例』

 

「ホームページのアクセス数を5000にする!」「PV数は2000にする!」という目標設定に対して、達成するまでの道のり指標をご紹介します。(今回はSEO対策ということで、検索ユーザーに絞った指標です)

 

 

検索ユーザーに対してのKPI(重要業績評価指標)

 

表示された回数でKPI(重要業績評価指標)を設定する

Search Console(旧ウェブマスターツール)の「検索アナリティクス」で確認することができます。この表示回数は、ユーザーが何かしらのキーワードで検索した時に自店のサイトが表示された回数の事です。したがって、ホームページに流入する前に自店のサイトがリーチした回数ということです。

検索ユーザーの流入を見込む場合は、まずそのキーワードに対して表示されなければいけません。表示されて初めてアクセスされる可能性がでてきます。という事で『この表示回数を〇〇回にする!』という目標設定は、実際の流入を見込むよりもハードルが低くなり、設定がしやすいKPI(重要業績評価指標)となります。

 

流入キーワードの種類(数)でKPI(重要業績評価指標)を設定する

コンテンツのボリューム(テキスト量)が多い場合や、ロングテールSEOを狙っている場合に指標にしやすい項目です。Googleアナリティクスの [ 集客→キャンペーン→オーガニック検索キーワード ] で確認することができます。

例えば弊社の場合、サイト内でブログ開始から2ヶ月後で1ヶ月の流入キーワード数「899種類」が「1330種類」と約1.5倍アップしました。そこから計算して1ヶ月の『流入キーワードの種類目標数は250種類』と見込むことができます。
(※not providedは除いています)

流入が見込みやすいブログの書き方参考記事
狙い目!美容室やネイルサロンのSEO対策ならトレンドキーワード

※GoogleだけでなくYahoo!のSSL化も始まりましたので、今後はGoogleアナリティクスでキーワード分析がしにくくなる可能性があります。

 

 

その他 検索ユーザーの数を確認する

Googleアナリティクスの[ 集客→キャンペーン→オーガニック検索キーワード ] で確認することが出来ますが、検索ユーザー(検索トラフィック)の数値だけをセグメントすることが出来ます。そうする事で検索流入したユーザー数だけでなく動向を分析することも出来ます。

■セグメント方法

 

まとめ

検索ユーザーの流入はとても貴重です。貴重な分、流入を見込むのは簡単ではありませんが、KPIを設定することにより、取り組んでいることを具体的に検証し、改善策を見出すことに繋がります。

 

2018年2月11日SEO, WordPress, ホームページ運用

Posted by 長沼 大樹